22年前のスリッパ

初めての投稿です(^^♪

 

加藤工務店の 園田(そのだ)です。。

 

今回は、自己紹介ってほどでもないですが、私が加藤工務店に入社したきっかけをお話しします。

ご興味がない方は スルーで(笑)

 

遡ること27年前、地元糸魚川の高校を卒業したのち、某建築資材販売業者に入社しました。

とっても居心地の良い会社だったのですが若い社員が多いためか、短期間で退社されていく

方たちもいたかなって記憶しています。

 

当時のH社長の言葉を今でも鮮明に覚えています。

 

≪三日、三月、三年≫

 

入社したからには、取り敢えず3日我慢しなさい、3日我慢できたなら3ヶ月、3ヶ月続いたら3年、

3年間一生懸命働いたら少しは何かが見えてくるはず・・・ん~  深イイ。。

 

この会社では、糸魚川及び西頚城郡(今は合併してますね)をメインに白馬方面などの建設会社様・

工務店様・個人大工様の事務所や現場にお邪魔して、住宅建築の一部に関わらせていただいておました。

 

 

そして、、入社して5年が過ぎたころ 「住宅ができる過程に 最初から最後まで携わってみたい」

                                   と、欲が出てきました。

 

しかーし、どこの会社で勉強させて貰えばいいのかなって考えていました。。

 

当時は、今ほど現場マナーの大切さが認識されておらず、新築住宅の現場内は土足が当たり前、休憩時には

建物内でタバコを吸ってる大工さんがほとんどでした。

 

唯一、加藤工務店の現場には、お客様や協力業者用にスリッパが用意されていました。数ある建築業者の中で

加藤工務店だけでした(ここ大切)。  今ではどの会社も当たり前なんですけどねー

 

 

加藤工務店の先代 K社長が事あることに言ってました。

 

   “自分の家に土足で入られたらどう思う?” 

     “お客様の新居だけど、自分の家を建てるつもりで仕事しなさい”

 

加藤工務店で建築を勉強したい!! 私を決断させたのは22年前 現場に置いてあった数足のスリッパたちでした。

 

 

~ちなみに 写真のスリッパは現在のものです  22年前の写真はありません ごめんなさい

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